Digital Agency
Government as a Service
Brief
2021年に設立されたデジタル庁のブランドアイデンティティをデザインする。
Solution
デジタル庁の使命である「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」の理念に基づき、インターネット環境があれば誰でも無料で利用できるオープンソース書体をロゴに採用。多くのオープンソース書体の中から選んだ『NotoSans』は、「環境によって文字が正しく表示されない」という問題への挑戦から生まれた書体であり、デジタル庁のあるべき姿を重ねた。
また、ブランドカラーに関しては、庁自らの主張ではなく多様性を受け入れるというスタンスを重視して「白・黒」をメインカラーとし、全ての色(=多様性)の基本であるRGBをアクセントカラーとして採用。RGBをそのまま使用するのではなく、日本という観点も入れながら、日本の伝統色を調整したデジタル庁におけるRGB色を定義した。さらに、庁の成長に伴い色を混ぜて増やすことができる、柔軟性のある色設定を採用している。
Year:2021
Client:Digital Agency
Agency:Goodpatch
Producer:Takeshi Matsuoka
Creative Director:Kenta Namba
Designer:Shotaro Ishii
Project Manager:Hiroshi Nagaoka